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家賃無料のシェアハウスの話⑮ ~自由って何?~

2024年5月18日

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X:(2) 8軒の家賃無料シェアハウスやってます(@B9fXg0y8cyhGrHk)さん / X (twitter.com)
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クラウドファンデイング: 居場所づくり!古い無料シェアハウスをリノベーション - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

主様のエックスのポストを読んでいると「無職になって自由で楽しい!」という趣旨のポストが多い。

この中で「楽しい」は理解できるのだが「自由」がイマイチよくわからなかった。

どんな状態が自由なのかイメージが湧かない。

そこで「自由」についてネットで検索してみたところ結構色々出てきた。

①憲法で保障されている経済活動の自由、居住・移転の自由、経済的自由 
⇒主様の「自由」は根本的にはこれなのかもしれないが憲法論をポストしているわけではないであろう。

②「わがまま」で「自分勝手」な事 
⇒主様の行動は「わがまま」でもないし「自分勝手」でもない。そもそも「わがまま」とか「自分勝手」って集団を前提としている言葉だからこれは違う。

③自由とは自身で責任を持つこと 
⇒まあ確かに自身で責任を持つことになるけれど、主様がポストしている「自由」は「責任」云々を語っているものではないであろう。

④自由とは思い通りにふるまえて、自分の心のままに行動できる状態 
⇒主様のいう「自由」にずいぶん近くなってきた感じがあるがただまだちょっと違う気がする。

⑤自由とは「束縛や障害がないこと、拘束や制限がない事」
⇒これだ!と思った。

主様は「無職になって自由で楽しい」というポストが多い。これをもう少し長文で書くこんな感じになるのではないか。


「会社員時代は毎日出勤しなければならないし、成果を出さなければならないし様々な決まりを守らなくてはならなかったが、会社を辞め無職になり、それらの束縛や拘束が一切なくなった。

会社員時代は拘束や束縛だらけだったがこれに気が付いていなかった。会社をやめて気が付いた」

そんな主様が運営する家賃無料のシェアハウスに住む、というのは「家賃無料」という金銭的な側面はもとより「拘束や束縛から解き放たれる=自由になる」という効果がとても大きいという事であろう。

主様のポストについて「収入がなくなったら家賃無料のシェアハウスに逃げ込みます!」というリプをする人がいる。

もちろんシェルター的な役割を否定するものではないが、本質はそこではない。

「家賃無料のシェアハウスに住めば収入なんかなくても 拘束や束縛から解き放たれて自由に生活できますよ」という新たな生活スタイルの提案である。

おそらく一度住めばその自由度から逃れられなくなるのであろう。

住人の方においては「二度と会社勤務などしたくない」という方も多いらしい。

家賃無料のシェアハウスの生活はそれくらい自由が確保されているし、逆に言えば会社員でいることは拘束、束縛が考えられないくらい多い、という事なのかもしれない。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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